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(無題)

 投稿者:四国の山猿  投稿日:2009年12月 7日(月)18時38分14秒
  ご回答ありがとうございました。新著楽しみにしております。  

出版予定

 投稿者:後藤雅洋  投稿日:2009年12月 7日(月)09時58分33秒
  現在、出版予定の本が1冊あり、おそらく来年には発売されることになると思います。内容は新たな切り口のアルバム紹介本です。考えようによっては『ジャズ・オブ・パラダイス』の続編といえるかもしれません。単行本と文庫本で若干アルバムが異なっているのは、1、単なるジャケット写真の違い。2、音源編集の違いから、入手しやすいものに変更。3、まったくの変更、といった理由だったと記憶していますが、昔のことなのでどういういきさつであったか、正確には覚えておりません。どちらにしろ、2冊ともお買い上げいただき、まことにありがたく思います。  

お教えください

 投稿者:四国の山猿  投稿日:2009年12月 7日(月)06時53分23秒
   久しぶりに投稿します。
 今年もいよいよ終わりですが、来年、後藤さんが新たに本を書かれる予定はございますか。首を長くして待っておりますです。しつこいようですが、ジャズオブパラダイスの最新版をお願いします。ところで、ジャズオブパラダイスの文庫本に加え、最近、単行本も入手したのですが、よく見ると、4枚(アルヘイグ、コールマンホーキンス、デビッドサンボーン、ビリーホリデイ)ほど、推薦盤が入れ替わっておりましたが、何か理由はありますか。どっちにしても購入してみようと思いますが。よろしくご教示願います。
 

中山康樹さんイベントのお知らせです!

 投稿者:村井康司  投稿日:2009年12月 3日(木)17時56分36秒
  こんにちは、村井です。
12月4日に、中山康樹さんの新刊『愛と勇気のロック50 ーベテラン・ロッカーの「新作」名盤を聴け!ー』(小学館文庫書下ろし・650円)が発売になります。
還暦過ぎのロック・ミュージシャン50人/組の近作を採り上げて、彼らの歩んできた道をたどりつつ、未だに「現役」でありつづけるロッカーたちの魅力を綴る、という内容の作品です。アル・クーパー、ボブ・ディラン、CSNY、レナード・コーエン、レイ・デイヴィス、ポール・マッカートニー、ヴァン・モリソン、フー…。
巻末には中山さんと坪内祐三さん(評論家、エッセイスト)の語り下ろし対談も収録、カバー写真はグレアム・ナッシュさんが撮影したデイヴィッド・クロスビーさんのお姿、という豪華仕様です!

本書の刊行を記念して、12月12日(土)午後3時半から、いーぐるで「ロックを大音量で聴く会 その3」を開催いたします。
出演は中山康樹さん後藤雅洋さん、そして坪内祐三さん。司会は担当編集者である村井康司がつとめます。
もちろん当日は書籍も販売します。
みなさま、ふるってご参加くださいませ!
 

再びめひかりさんへ

 投稿者:林 建紀  投稿日:2009年12月 3日(木)10時51分11秒
  >林さんを講演に駆り立てたカミューカ晩年の魅力とは何でしょうか。

表現の深さです。上手く演奏してやろうとか、美味く料理してやろうとか、ここには何の衒いも気負いも見られません。素材として歌に向き合うのではなく、歌自身にその精神を顕現させるべく歌に寄り添っているように映ります。それがかえって大きな説得力を生んでいると思います。器用な便利屋で過ごした50年代への反省とそこからの脱却、60年代の挑戦と挫折、70年代の半ばの余命宣告を経て達した境地と言っていいのではないでしょうか。「どちらも快演」というのはその通りかもしれません。しかし、快演であっても名演とそうでないものがあって、その分かれ目は表現の深さにあると思っています。それがもたらす感動が晩年の演奏にはあると。私は『フォー』に感心することはあっても感動することはありません。以上は私見にすぎませんので、見解を異にされても一向に差し支えありません。互いの意見は意見として尊重するということで、この件はお開きにさせていたければと存じます。
 

ウエストコーストジャズの哀しみ

 投稿者:めひかり  投稿日:2009年12月 3日(木)04時29分22秒
  私も特にカミューカファンということではありません、ただ普通のジャズ愛好者でしたら名前くらいは知っていると思いお尋ねした次第です。

後藤さんの仰るように熱心なファンを得るようなジャズマンではないと思います。

以前アート・ペッパーの演奏でも50年代が最高だ、いや後期の方が素晴らしいといった不毛の論争がありましたが、結局最後は自分の耳にはこう聞こえるのだと言ってしまえば、それでお終いです。

ペッパーほど演奏が劇的に変わらない(と思う)カミューカの晩年と50年代のどちらが良いかといったことは、どちらでも構わないといっては乱暴でしょうか。

林さんのように殆どの音源を聴いてはいませんが、それほどの違いがあるのでしょうか。
私にはどちらも快演という表現しか出来ません。

林さんを講演に駆り立てたカミューカ晩年の魅力とは何でしょうか。
 

リッチー・カミューカ

 投稿者:後藤雅洋  投稿日:2009年12月 2日(水)09時11分44秒
  私は特にカミューカに詳しいわけではありませんが、JAZZZ盤は新譜で購入し愛聴してきました。それをひっくり返せば、50年代の演奏には特に注目していなかったということなのでしょう。その“実感”は林さんの講演でも裏付けられ、50年代の演奏と晩年では、私には晩年の作品の方が好ましく思えました。事実林さんのおっしゃるように、50年代のほうが良かったという声は、当日会場からは聞こえてこなかったと記憶いたします。

ちなみに、私はまさに60代のジャズファンですが、同年代でカミューカファンという人は長年ジャズ喫茶をやってきましたが、まだ一人も存じ上げません。まあ、カミューカはそういう立ち位置のジャズマンなのでしょうね。

また、「イーストコーストの白人ジャズマン特有の、ちょっとくすんだ様な陰影感をもったミュージシャン」という感触は、当日林さん指摘され、なるほど、と思いましたが、それは講演で林さんがかけてくれた音源を聴いた限りでは、納得の行くものだと、私は受け止めました。

こうした“感想”は、あまりカミューカを重点的に聴き込んだ事のない一ファンの実感に過ぎませんが、カミューカの音源を入手できる限り聴き込んだ林さんの講演を実際にお聞きになれば、林さんのご意見を尊重するのが妥当なように私には思えます。

とは言え、ジャズファンにはさまざまな方がおられるわけですから、林さんや私とは異なった見方があっても、それはそれでけっこうなことだと思います。
 

めひかりさんへ

 投稿者:林 建紀  投稿日:2009年12月 2日(水)08時11分32秒
  >私には50年代の演奏と比べてどちらが良いかは分かりません。

講演に参加された二、三の方は晩年の演奏が最高だった、それがなければ講演が成立しなかったという趣旨のことを異口同音に述べておられました。私を講演に駆り立てたのも晩年の演奏にほかなりません。ご参考まで。

>単に年季が入ってそのような表現力を得たとも思えます。

「イーストコーストの白人ジャズマン特有の、ちょっとくすんだ様な陰影感をもったミュージシャン」との見方は晩年の演奏に限っているのではありません。初期から晩年まで、当日の選曲で言えば、パークと組んだ《オール・オブ・ミー》、代表作とされる《ジャスト・フレンズ》を除くすべてです。いかにもウエスト・コースターらしいそれらの演奏がリッチーの本質だとは思っていません。相当数の音源を聴いたうえでの率直な見解です。
 

リッチー・カミューカとコンコード・ジャズ

 投稿者:めひかり  投稿日:2009年12月 1日(火)04時30分43秒
  私のように地方に住んでる人間はなかなか講演も聴けずに残念ですが、懐かしいカミューカ特集とのことでどのような曲がかかったのか興味がありました。

「いまどきリッチー・カミューカの名前を知っているジャズファンは、相当のマニア、ジャズ通に限られているだろう」と後藤さんの見方ですが、我々の年代(60才程)のジャズファンでしたらほとんどの方が知ってる名前と思うのですがどうなんでしょうか。
曲目を見ても50年代の演奏はは大体聞いていました。

その後は70年代のジャズ盤しか持っていませんが、林さんが代表作と仰っていたとのことで久しぶりに聴いてみました。「晩年の枯淡の境地」というのでしょうか、私には50年代の演奏と比べてどちらが良いかは分かりません。
私が好きなのは「ティス・オータム」で鼻唄というのかヴォーカルの後に出てくるテナーにはいつもぞくぞくします。
私が持っているのはオリジナルではなく、(レコード解説の岩浪氏によれば)彼の死後コンコード・ジャズのカール・E・ジェファースンが原盤を買い取って自分のレーベルから再発売したものです。再発盤は入手しやすいと思います、タイトルが変わって”RICHIE”です。
又解説では「晩年のカミューカのプレイには開き直った凄みと悟りの境地がみられ、彼の人間性が反映され訴える力を増した」そうです。

林さんの講演は聞いてないのにこの様なことを言うのは気が引けるのですが「イーストコーストの白人ジャズマン特有の、ちょっとくすんだ様な陰影感をもったミュージシャン」との見方はどうでしょうか。
単に年季が入ってそのような表現力を得たとも思えます。

もう一点コンコードジャズという会社がカミューカにぴったり合っていたような気がします。ゲッツやアル・コーン、スコット・ハミルトンなど白人テナーの名盤も多く、勿論ギタリスト達やLA4等70年代のパシフックジャズかコンテンポラリーかといったレーベルではないでしょうか。

最近のつまらないジャズを聴くより、カミューカのような素晴らしいミュージシャンを聴き直してたら、又ウエストコーストジャズにはまってきました。

本当にジャズとは一生つきあっても飽きないどころか、常に新たな発見がある不思議な音楽です。

いーぐる連続講演期待しています。
 

「ヨーロッパ・ジャズ黄金時代」

 投稿者:ペイ爺  投稿日:2009年11月30日(月)11時29分57秒
編集済
  星野秋男「ヨーロッパ・ジャズ黄金時代」(青土社)読み始めました。「はじめに」「1ヨーロッパ・ジャズの歴史」「9 プログレシブ・ロックとジャズの関係」を読み終えたところです。大変興味深い本ですね。

好きな文学者の一人にに澁澤龍彦がいるのですけれど、その全集(河出書房新社)の帯についている埴谷雄高の推薦文を、この本を読んでいて、ごく自然と思い出しました。曰く「澁澤龍彦の仕事は、これまで異端の文学と言われてきたけれども(中略)人間の心の不思議な奥のここかしこに鮮烈に光をあて(中略)これこそ文学の本道にほかならぬ」と書いています。異なる巻の推薦文で筒井康隆が「文学は常に異端」と言って澁澤を褒めていますが、これは埴谷の言っていることと同じで、表現の仕方が異なってはいるが、コインの表裏だと思います。

この「異端」を「ヨーロッパ・ジャズからの視座」に、「本道」を「米国のジャズからの視座」と置き換えれば、この本をより良く理解できるのではないだろうか?と思います。
様々な視座から意義深い本だと思います。

また、「9 プログレシブ・ロックとジャズの関係」の稿に「プログレシブ・ロックが完成したのが、1970年前後であり、その全盛時代は、1975年頃迄続いた。」という件がありますが、自分の「実感」(星野さんと比べれば、貧しい経験ではありますが‥)と一致しています。King Crimson が「正式に」解散したのは、この年でしたね。

そして、そのプログレッシヴ・ロックの黄金時代が終焉するのと平行して、JAZZ(米国中心の視座)を、Miles Davisを、その導き手のようにして聴き始めたのでした。

オランダのFocus やJohn Wetton、Bill Bruford、David Cross、Jamie Muir 在籍時のKing Crimson に対する言及がなかったのは、正直、残念でしたが‥‥。
 

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